法律の制限
一番影轡を受けるのが採光です。マンションは住宅の集合体になりますので、お互いの住戸の間には界壁が存在し、その部分からは採光がとれません。大雑把な話になりますが、結局採光がとれるバルコニー側と廊下側に居室がきて、採光のとれない内部には水まわりがきてしまうのがマンションの一般的なプランの解決方法になっています。自由にプランニングすると採光のとれない居室ができてしまいますので、ある程度の制限が出てきます。そのほか、換気の問題もあります。次に機能(設備)的要因ですが、水まわりに関して大きな制限が出てくる可能性があります。一般的にマンション建設をする場合、個数を多くとって採算性をあげるためにできるだけ階高を下げようとします。すると床下に水勾配をつけた転がし配管が難しくなり、どうしても竪シャフト(パイプスペース)のそばにキッチンや洗面所、便所、浴室をもってこなければならなくなります。一般的なマンションで1住戸に2、3本の竪シャフトがあり、住戸の最上階から最下階までまっすぐ通すのが基本になりますので、下階から上階まで似たようなプランになるのは避けられません。ただ最近は排水を圧送する技術も出てきたようで、勾配をとらずに配管できる場合もあるようです。